BD、Alaris ポンプの再発売に向けて準備、収益予測を引き上げ

ポンプの再起動は今年の収益に大きく貢献するとは予想されていないが、ベクトン・ディキンソンの長期財務目標の達成に貢献する可能性がある。

ベクトン・ディキンソンは、「No.1」の改良型Alaris輸液ポンプが待望の認可を得たと宣伝した。 CEOのトム・ポーレン氏は木曜日の決算会見で、同社にとっての「第一の優先事項」と述べた。

BD は 7 月 21 日にこの装置の 510(k) 許可を取得し、一連のリコールの後、同社は Alaris ポンプの販売を再開することができました。 変更にはハードウェア、ソフトウェア、サイバーセキュリティのアップデートが含まれます。

同社は、既存の顧客から始めて、古いデバイスをアップグレードまたは交換します。

「私たちの活動範囲の広さを考えると、この取り組みは複数年にわたって行われることになるでしょう」とポーレン氏は語った。

アラリスのポンプはBDの2023年の収益に大きな貢献は期待されていないが、2024年の収益には現在の売上高を約50ベーシスポイント、つまり約1億ドル上回る貢献が期待されている。 JPモルガンのアナリスト、ロビー・マーカス氏は木曜日のリサーチノートでこれを「保守的なスタンス」と呼び、ポンプがさらに約1億4000万ドルの売上に貢献すると見積もっている。

このデバイスは、長期的には BD の収益に大きな影響を与えると予想されます。 CFOのChristopher DelOrefice氏は、Alarisの市場復帰により、「5.5%以上の本業収益成長率と2桁EPS成長というBD 2025長期目標の達成にますます自信を深めている」と述べた。

BD は、自社の手術器具プラットフォームを Steris に 5 億 4,000 万ドルで売却しました。 両社は6月に売却計画を発表していた。 この売却により、2023年のBDの一株当たり利益は打撃を受けると予想されているが、同社の基本事業の成長によって相殺される。

BDはライフサイエンス事業を除き、各セグメントで収益の増加を報告したが、ライフサイエンス事業は新型コロナウイルス検査の売上高減少により減少した。 同社の売上高で最大の医療部門は、服薬管理ソリューションと製薬システムが牽引し、売上高が11％増の24億ドルとなった。

同社のライフサイエンス事業の売上高は前年同期比6.3％減の12億ドルとなった。 DelOrefice氏によると、BDの新型コロナウイルス検査による売上高はわずか800万ドルで、昨年の7,600万ドルから減少したという。

外科、末梢介入、泌尿器科、救急医療を含むBDの介入部門は、同四半期の売上高が6.7%増の12億ドルとなった。

BDは2023年の売上高予想を従来の192億～193億ドルから193億ドルに引き上げた。 同社の調整後１株利益予想は１２．１０─１２．３２ドルの範囲で据え置いた。